「キャンドルに火をつけたら真ん中だけへこんで溶けてしまう」「芯がロウの中に埋もれて火をつけられない」という声をたまに聞きます。
せっかく購入したキャンドルが最後まで綺麗に使い切れず捨てることになったら本当に悲しいですよね。それはキャンドルに問題があるのではなく、使い方が違えているからなのです。では、どうすれば解決できるのでしょうか。
火をつけたら真ん中だけへこんで溶けてしまう
火をつけてから短時間で消すと中心だけが溶けるトンネル現象が起きてしまいます。これを繰り返すと、前回溶かしたロウと同じ幅でしか溶けません。その為、キャンドルの火で溶けたロウがしっかりと全体に広がるまで灯しておくことが長く綺麗に楽しむポイントとなります。
あえてプール幅を考えて火を消してみる
溶けたロウの部分はプールと呼びます。瓶に入ったコンテナキャンドルの場合は表面全体が溶けてから火を消したほうが良いのですが、オブジェキャンドルの場合はあえて好みのプール幅になってから火を消し、以降はトンネル現象で溶かして楽しむのもありかなと思います。
芯がロウに埋もれて火がつけられない
芯がロウに埋もれてしまう原因は、火を消した後そのままにしているからです。芯はくたっとなって溶けたロウの中に浸かっている状態だと思います。この部分がだんだんと固まった結果、芯が埋もれてしまうのです。
それを防ぐには火を消した後に芯をまっすぐに立たせてください。埋もれた後に無理やり芯を立たせようとすると折れてしまうのでご注意を。
キャンドルを綺麗に溶かして長く楽しむために
キャンドルを綺麗に溶かして長く楽しむには、時間に余裕があるときに火をつけることです。そして火を消した後は、次にまた綺麗に使えるように芯を立ててメンテナンスをしましょう。